Windowsで外部公開サーバを構築する際の注意点

Windowsで外部公開サーバを作るには問題があります。 WindowsにはCAL(クライアントアクセスライセンス)というものがあるからです。 CALとは、簡単に言うとWindowsOSを使用してユーザ認証ができるサイトなど(会員制サイト等)を外部に公開するにはユーザ数分のライセンスを購入しなければならないというものです。 (参考URL : Windows Server 2003 R2 のクライアント アクセス ライセンスの概要)

通常のHTMLのみで構成された静的コンテンツしか扱わないのであれば問題はないのですが、SNSやショッピングサイトなど複数のユーザがログインするようなサイトの場合は注意が必要です。 (IISを使用しなければ大丈夫という解釈もありますが・・・)

またWindowsはGUI操作が前提のOSなのでLinux(X-windowを使用しない場合)等に比べるとある程度のマシンパワーが要求されます。 もしかしたらあなたの「余ったPC」では用途によってはスペック的に厳しいかもしれません。

以上のようにWindowsでサーバを構築するのは色々デメリットがあります。 本格的なWebサーバを構築したいのであれば、Linuxをおすすめします。

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