ローカルIPアドレスの固定
外部に公開するサーバを構築する場合、サーバマシンのローカルIPアドレスとグローバルIPアドレスを1対1で対応させる必要があります。 とくに設定していなければサーバマシンのローカルIPアドレスはルータが自動的に割り当てていることになります。 しかしそれでは接続が切れるたびにローカルIPアドレスが変化(再割り当て)してしまう場合があるのでローカルIPアドレスとグローバルIPアドレスを1対1で対応させることができません。 そこでまずはサーバマシンのローカルIPアドレスを固定します。
デフォルトゲートウェイの確認
「スタート」→「ファイル名を指定して実行」で"cmd"と入力してコマンドプロンプトを開きます。 "ipconfig"と入力し、Enterを押下すると、以下のように表示されます。
表示される項目のうち、「Default Gateway」の値を控えておいてください。
ローカルIPアドレスの設定
「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット接続(Windows2000の場合は「ネットワークとダイヤルアップ接続」)」→「ネットワーク接続」をクリックします。
「ローカルエリア接続」を右クリックし「プロパティ」をクリックします。
「インターネットプロトコル(TCP/IP)」をクリックして選択状態にし「プロパティ」ボタンを押下します。
「次のIPアドレスを使う」にチェックを入れます。 「デフォルトゲートウェイ」の項目に先ほど控えておいた「Default Gateway」の値(この例では「192.168.1.1」)を入力します。 「IPアドレス」の項目は最初の3セグメント(この例では「192.168.1」まで)をデフォルトゲートウェイの値と同じにし、第4セグメントは2〜254のうちの任意の値に設定します。(この例だと192.168.1.2〜192.168.1.254)
DNSサーバの項目はプロバイダ指定のDNSの値を入力します。
「OK」を押下し設定を終了します。
以上でローカルIPアドレスの固定は完了です。